風邪を引くきっかけは、寒いにもかかわらず薄着で外出時をしてしまったり、お風呂上がりに湯冷めをして風邪をひくとよく聞きます。以上のような理由で風邪を引いたことが、誰でも一度は経験が在ると思います。
風邪は、ちょっとした油断で引きやすく、放っておくことで風邪の症状悪化につながります。ただ、風邪を引かないためには、暖かくしていれば良いという訳ではありません。多くの風邪の原因は、寒さなどで体が冷えることではなく、鼻やのどからウイルスが侵入し、体内にはいる事で感染し風邪になります。
ウイルスが侵入したときに、免疫力や抵抗力が低下していたり、疲れやストレスがたまっていると、体内に侵入したウイルスを追い出すことができません。すると、鼻やのどなどの呼吸器にウイルスが付いて、炎症を起こし初めます。これが、基本的な風邪の引き始めで、風邪症候群症ともいいます。
風邪の初期症状として、くしゃみは要注意の信号です。風邪の症状は、鼻や口から病原体を吸い込んで、免疫反応が悪化したものを言います。くしゃみは鼻の粘膜が刺激されて起きる、防御反応のひとつで、ウイルスが付着して炎症が起きると、脳にある中枢が反応して反射的に空気を吸い込み、それが一気に吐き出されてくしゃみになります。
風邪の原因菌は数百種類もあり、一度風邪に感染しても、免疫がない別の風邪に感染すると、同じ風邪の症状が起こります。これが、何度も風邪をひく原因です。